日 時:2007年6月15日(金) 10:00〜
会 場:千葉市ハーモニープラザ・研修室
大きなトランクに絵本をいっぱい詰め込んで
千葉まで来てくださった《けいたろう》さん。
9組の親子計19名が集まりました。
会場では、絨毯敷きの床に座る子あり、
お母さんのお膝に座って聞く子あり。。。
床には、たくさんの絵本が並べてあって
子どもたちは興味津々。いまかいまかと待ちました。
まずは、人形チャーリーを使って腹話術で子どもたちに読み聞かせ中のお約束事を話しました。
なぜ腹話術人形が?と思っていましたが、このためにあったんですね。
子どもたちは大喜び。ハートをつかんでいました!
■『ぞうのボタン』
うえののりこ 作 (冨山房)
字のない絵本。これをどうやって読み聞かせるのかな?
と楽しみにしていました。
これが、楽しい!楽しい!
みんなでぞうについていたボタンをチョキチョキ。
子どもはもちろん大人も嬉しそうにチョキチョキ。
こんな読み方があったんだー!と驚きです。
ページのめくりや声の大きさ、参加型にしているところ、小さな絵本、短いお話をこんなにも楽しく膨らませることができることに脱帽です!
■せなけいこ作シリーズ 『きれいなはこ』/『あーんあん』/『にんじん』(福音館書店)
お母さんたちにとっては懐かしい絵本。表紙は覚えているけれど、内容は?「あ〜こんな話だったのねー」
温かい絵だけど内容はちょっぴりナンセンス系で、大人も「えーなんでー!」と笑ってました。
このシリーズはあかちゃん向けかと勝手に思っていましたが、幼児はもちろん、大人も楽しめることがわかりました。
■『ずーっとずっとだいすきだよ』 ハンス・ウィルヘルム 作・絵/久山 太市 訳 (評論社)
「大好きだよ」っていう気持ちを言葉で伝えることの大切さをひしひしと感じました。
小学生の時から23歳まで飼っていた愛犬を思い出してウルウル。他のお母さんたちもウルウル。
愛犬が亡くなってから数年は、他の犬を触ることができなかったことも私の実体験と同じだなと。
家族や友人に対して「あなたは私にとってずーっとずっと大切な人だよ」って伝えていこうと思いました。
この本では、大人が絵本の文字を目で追わないように…と、原書を使用。
《けいたろう》さんは全ての文(日本語)を暗記して読んでくれました。
■『かいじゅうたちのいるところ』 モーリス・センダック 作・絵/じんぐう てるお 訳 (冨山房)
子どもたちを空想の世界へ連れて行ってくれる絵本ですね。物語にぐいぐい引き込まれて、字のない怪獣が踊っている場面でも《けいたろう》さんの工夫があり、すごく楽しかった。
上記の読み聞かせの後、子どもたちは
お絵かきコーナーへ集められ、
お母さんたちはレクチャーを聞きました。
お母さんたちの質問に答えるような形で進められました。
絵本を読み聞かせてもらうと、短い映画を1本観たような気分。
でも大人はなぜ絵本の世界に入りにくいのだろう?
↓
大人は文字・物語を追うことの方が多く、絵に集中できない。
子どもたちは読み聞かせてもらうことで、絵を見る時間が長くなり
絵本の世界へ自分の身を置くことができるが、
読み聞かせている親は文を読み進めているので絵に集中できない。
小学生のお兄ちゃんは「絵本読んで」と言ってこない。
絵本に興味がないのかな?と思ってあまり読んであげていない。
↓
小学生くらいになると、現実と作り物の世界の区別がつき始める。でも、作り物の世界だとわかっていても楽しめる。絵本でも、文の長い物語重視のものもあるから、年齢に応じて新たに選んであげてもいいのでは?
(これに対して一晩明けてメールがありました↓)
・・・昨日久しぶりにお兄ちゃんに絵本を読んであげたら大喜び!今朝も「昨日のお話面白かったね」って。ちょっと反省。・・・とのこと。
レクチャーは45分。主催者の私は、子どもたちがトイレに行くのに付き合ったり、遊びに付き合いながら聞かせていただいたので、ところどころ抜けているところあり…ですが。
最後に、「おとなも絵本を楽しみ、その楽しさをお子さんたちに伝えてください」という言葉。
しっかり受け止めたいと思いま〜す。
このイベントの後、《けいたろう》さんも一緒に昼食。子どもたちは《けいたろう》さんから離れず、施設内の水場で裸足で遊びまわっていました。ついでに《けいたろう》さんも。いつもは人見知りする男の子も、ずーっとひっついて遊んでいました。いつの間にか「けいたろうく〜ん」と呼んでいる子まで!
そして、何組かの親子で「子どもの本専門店会留府」さんへ。
《けいたろう》さんが並べていた本の中で、気に入った本を早速購入するお母さんもいました。
子どもも楽しんでいましたが、何よりも久しぶりに読む側から読んでもらう側になれたお母さんたちの方が喜んでいたような気がします。
とても楽しい会だったし(←主催者の私が言ってどうする)、当日体調悪くて残念ながら参加できなかった親子も何組かいたので、また企画できたらいいな〜と思います。
《けいたろう》さん、参加者の皆さん、ありがとうございました〜。
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