自然の生む音色
数週間前の新聞に、作曲家・ピアニストの加古隆さんの記事があった。
「いつからか、ピアノの音色がなんとなく心にしみなくなってきた」と。
ピアノの職人さんに話したら
「環境破壊の影響でいい木がどんどんなくなっているから・・・」
ということが書かれていた。
「活動家でも思想家でもないけれど、
自分が美しいと思うピアノの音色を聴きたい・・・
それはいい木からしか生まれない。
汚れのない土、水が必要なこと
自然の一部として人間は生きていることを伝えるため」に
加古さんはご自身が美しいと思う音を奏で続けるそう。
この記事を読んで、新緑の豊かな森と
葉からこぼれ落ちる水滴のようなピアノの音色が
頭にスーッと浮かんできて、清涼感さえ感じられたほど。
加古さんの師でもあった、現代作曲家の巨匠メシアンも
鳥の声を音符に、色を和音にたとえて、多くの曲を残している。
今までちょっと遠い気がしていたメシアンの作品も聴いてみようかな。
自然の中にいると、何もかもがリセットされたような気持ちになれるし
鈍りきった感性を研ぎ澄ませられるような気がする。
って、そんなたいそうな感性持ち合わせておりませんが・・・
明日から行く小淵沢で、加古さんのいう
時がしみこんだ木々、光、水に触れ合ってきたいな。
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