時同じくして・・・
「イベントに明確なコンセプトを持たせよう!」
以前にも書いたけれど,今,10月の親子向け音楽イベントの
企画準備を進める中で深~く考えさせられていること。
そもそも一番最初の思いつきは
「丸一日,親子が音楽を楽しめるお祭が欲しい」だった。
それから,どんな風なイベントにしようかって考え始めて・・・。
もともと音楽好きな親子しか集まらないかも。
子どもを対象にしたものって,結局親の思いひとつで
足を運ぶか否かが決まっちゃうよって。
私を含め,親って子どもにどんな体験をさせたいんだろう。
どんな風に育って欲しいって願っているんだろう。
コンセプトはそこにある気がする。
このイベントの準備と時同じくして
世の中は政府の「事業仕分け」が進む。
多くの芸術関係者,教育関係者が発言した。
東京藝大学長の宮田亮平氏の発言で衝撃を受けたこと。
国家予算に占める文化予算の比率
フランス=0.9%,韓国=0.8%に対して日本は0.12%!
文化振興国とは言い難い数字。
作曲家の望月京氏の発言は大いに賛同するところがあり。
資本主義社会は,基本的に効率至上主義。
多くの人は目先の利益を第一に追求し
自分の生活に直結しない物事には
意識も想像力も及びにくい。
とりあえず生きるためには,芸術は必要条件ではない
と考える人が大勢だろう。
望月氏は「作曲とは,音楽以外の事象の仕組みを
音楽に置き換えて,再構築する行為」と述べている。
これらが大きくヒントとなって,今まさにコンセプトが生まれつつある。
「芸術は社会にとってどんな効能があるか」
多忙な日常から離れ,何かについて
「深く考える機会を与えてくれる」存在。
あー,まさにこれなのね。
今まさに,私も「ふか~く深く考える機会を与えてもらっている」ってことね。

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