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2010.03.08

クニポンの音楽の時間

10月に計画中の親子向け音楽イベントで,アドバイザーとしてお世話になっている
池田邦太郎さん=クニポンのワークショップの見学に行って来ました。

船橋市にある自主運営の幼稚園で,年少~年長の子ども対象に行われました。
子どもたちが一人ずつ自由にピアノを弾く横で,クニポンも即興で伴奏をつける方法。

最初は年長さんから始まりました。
「自由に弾いていいよ」・・・でも,自由って何だろう?ってためらう子ども。
特に年長さんになってくると,他人の「上手だね」って評価が気になったり
知っているメロディーをいかに上手に弾くか・・・ってことにこだわったりして
なかなか「こころを開く,解き放つ」ことができなくなるよう。

年中さんがやってくると・・・
ピアノに座った途端,鍵盤を何のためらいもなく叩き始める子が増えてきました。
弾きながらイスを叩く子ども,自分の気に入らない音を出したクニポンに
「そんな音出さないで!それやだー!」って,自分の感性にこだわりをもつ子。

ピアノを習っている子どもの多くは,
習っていることの枠からなかなか出られなかったり。
自由に弾けなくて,それを隠すかのように目を擦りながら弾いていた子には
なんか見ていて私まで切なくなってしまいました。

年少の子どもたちでは,弾くことをためらうのではなく
自分の出そうとする音を慎重に探して,確かめるように叩く姿が見られました。

ピアノの前に行くときは大はしゃぎなのに,
椅子に座ってピアノに向かって音を出した途端
真剣な顔つきになったり,自分の世界に入り込んで満足そうな顔したり。
子どもは元気ではちゃめちゃやっても,ある程度満足すると
その後とってもデリケートな音を出したりして。

音のキャッチボール,言葉の会話はないけれど
音で相手の気持ちがわかったり,気持ちが通じ合ったり。

表現って自分を肯定することから始まるってことを教えられました。
この音を出したいんだ!自分はいいんだ!って自分に自信をもつことで
自分の価値観を表に出せるから「表現」なんだなーって。
自分に自信がないと,「これでいいのかな?」ってためらってしまう。

見学していたら,私までクニポンの横で思いっきり弾きたくなってしまいました。
その衝動を抑えきれず,家に帰ってから娘とピアノをめちゃ弾きしましたー!
あーーー楽しかった!!
娘が1歳~3歳までは,何も教えることなくピアノを自由に弾かせて
遊ばせることが多かったけれど,習い始めたら
娘が「あそびピアノ」って言っている時間がぐ~んと減ってしまって。
もしかしたら,娘のピアノでの「表現=自分を肯定する」を私が奪ってしまったのでは?
と,日々の練習時の私の態度などを反省したのでした。

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