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2011年4月

2011.04.19

青のドレスで

震災で延期?中止?と心配された娘のピアノ発表会も
無事、予定通り4月初旬の日曜日に開かれた。

今回の娘の曲目は、
  ・バッハ:6つのプレリュードより第1番 ハ長調
  ・ベートーヴェン:2つのソナチネより ト長調

娘に「ドレス、何色がいい?」と聞いたら、瞬時に「赤」と答えた。
バッハのプレリュードは情熱と幕開けを意味する緞帳の色「赤」、
ベートーヴェンは優しい曲ながらもベートーヴェン自身の印象から「赤」だそうで。

でも、実際に「赤」のドレスが似合うかというと・・・。
そこで、「赤」を着たらさらにエネルギッシュになっちゃうから
感情をコントロールするべく「青」に変更しようね・・・→誘導(笑)ってことに。

今回すごーく気をつけたのは、装飾音符の入れ方と音符自体の長さ。
ひとつひとつの音に注意し、音の出し方・終わり方に責任をもつよう
今までになく、ずいぶんとしつこく練習した。
譜読みは比較的楽だったけれど、仕上げには相当時間がかかって。
ちょっと油断するとベートーヴェンの音楽じゃなくなってしまうところ
私も再確認できて、とても勉強になった。

本番はというと、「冷静の青」のお陰?か、落ち着いて弾けたように見えた。
自分の出す音を聴けるようになってきて、ちょっと成長!

私のラフマニノフ好きに影響されたのか、前奏曲「鐘」が弾けるまで頑張るそう。
練習時のイヤイヤぶりを見ていると、果たしてそこまで続けていられるかが心配だわ。

これから渡される予定のグリーグ:抒情小曲集も楽しみ・・・いや、苦しみ?

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2011.04.12

感泣のレクイエム

 千葉県少年少女オーケストラ 第15回定期演奏会

 2011年4月2日(土)14:00開演/千葉県文化会館大ホール

 指揮:佐渡裕
 出演:並河寿美(ソプラノ)・谷口睦美(メゾ)
     福井敬(テノール)・福島明也(バリトン)
     東京オペラシンガーズ
 曲目:ヴェルディ/歌劇『運命の力』序曲
     ヴェルディ/レクイエム

もう、何年も前に曲目も決まっていたのに、どうしてこのタイミングで…

まず最初に佐渡さんのお話しの後に会場全体で
東日本大震災で亡くなった方たちに黙祷を捧げ
プログラムにはない、弦楽によるバッハのアリア(G線上のアリア)が捧げられた。

歌劇『運命の力』序曲の後、いよいよ『レクイエム』が始まる。
合唱団のふぅ~っと雲がわき寄ってくるような出だしに身も心も震えた。
あちこちで涙を拭いながら聴いている人々。
圧倒的なまでの音楽と演奏に、胸がこみ上げてきて
溢れる涙を抑えることができなかった。

特に、メゾソプラノで歌われた「その日は涙あふれる日・・・」
谷口睦美さんの歌が素晴らしかった。

被災された人々を悼むと同時に
抑鬱状態の自分の心が解かれるようなコンサートだった。

このコンサートは、あっという間にチケットが完売してしまい
団員の元生徒さん経由でも手に入らなかったので、もうとっくに諦めていた。
ところが、当日の早朝6時半、携帯にメールが…。
「急用でコンサートに行けないので、代わりに行ってください」
町内弦楽アンサンブルの方に思いがけずチケットをいただいたのだった。

これもまた「運命」なのかな…。

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