「布のえほんと遊びの広場」 絵本の樹美術館
小淵沢に行くと必ずといっていいほど立ち寄る「絵本の樹美術館」。
ここでは,絵本の参加型シリーズが毎年開かれていました。
「おだんごパン」「あかずきんちゃん」「さるかに合戦」「ももたろう」・・・
コスチュームから背景,小道具にいたるまで布で作られていて
本当に手触りも心も温かくなり,娘と毎年楽しみにしていました。
展示の作者:野口光世さんは,障害をもつ子どもたちに
布のえほんとおもちゃを届ける活動「ぐるーぷもこもこ」を30年も続けてきました。
その30年のあゆみを知る展示でした。
私の母にとっては友人で,布のおもちゃやお人形の先生でもあるので
我が家には母の手で縫われた野口さんの作品が数多くあります。
私は「すごいな~,すごいな~」と楽しんでいるのに対し
母は,「これね,娘ちゃんがオバケこわい~って言うから
そんなにこわいオバケはポケットにしまっちゃえーってね。
野口さんの愛情が作品に詰まっているのよね」って
しみじみと話し,手にとって懐かしんでおりました。
なんか,自分の作品ではないけれど,愛おしそうに手に取る母の姿を見て
急にウルウルしてしまいました。
ちくちく,ひとつひとつ丁寧に縫われた作品は
アイデアいっぱいで,温かみがあって,大事にしたいなーって思えます。
残念なことに,絵本の樹美術館の展示は今年で終了するそうです。
最後は「さるかに合戦」(2010年6月26日~11月23日)です。
このとき,2階の展示は<渡辺有一絵本原画展>で
第15回日本絵本賞受賞作『すやすやタヌキがねていたら』の全点展示でした。
娘にとっては,『ねこのはなびや』の作者・・・の印象が強いようで。



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