絵本・おもちゃ

2011.12.14

絵本の記憶

今日(12/14)の朝日新聞『声』欄に,「東京大空襲を読み聞かせた」
という投稿がありました。
早乙女勝元さんの絵本「猫は生きている」を小学校6年生のクラスで
読み聞かせボランティアとして読んだそうです。
少しショックが強すぎるかなとも思われたそうですが
柔らかい心をもった小学生のうちにこそ
このような絵本に触れてほしい…と書かれていました。

この本の記憶,約30年ぶりに思い出しました。

この絵本,私が大阪・豊中市に住んでいたころの
ヴァイオリンの先生のお宅にありました。
当時,読んでいて本当に怖かったけれど
私自身,幼いながらに戦争の悲惨さが伝わり
二度と戦争を起こしてはいけない…
という思いを強くした作品だったと思います。
怖い・悲しい内容の中にも,お母さんの子どもを守りたい
という強い愛情を感じて,なぜか何度も手にとってしまう絵本でした。

実際に起きた戦争であり,子どもなりに受けとめていたんですね。
きっかけがあって,私のように30年ぶりに思い出すこともあるし
そうでなくても,その時感じたことは心に残るでしょう。

先生のお宅,早乙女勝元さんの作品がいくつもありました。
私より少し下の娘さん,小さな息子さんがいて
レッスンを待つお部屋にはたくさんではないけれど
絵本や写真集,童話の全集が置かれていました。
ヴァイオリンの練習は嫌がっていたけれど
先生のお宅に行くのは楽しみでした。

絵本の記憶とともに,今は亡き先生との思い出もよみがえりました。


◎「25年ぶりの出会い」 http://www.peu-a-peu.net/blog/2007/05/25-83f2.html

猫は生きている猫は生きている
作:早乙女 勝元 / 絵:田島 征三 / 出版社:理論社絵本ナビ

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2011.08.27

スズキコージさん:ぼくらの原始力展

嬉しいお知らせ♪

12月のチャリティー絵本コンサート開催にあたり
絵本の使用許諾をお願いしていたスズキコージさんから
「OK!」のお返事をいただきました~。

スズキさんも福音館書店さんも応援してくださって
本当にありがとうございます。

スズキさんから送られてきたグループ展のご案内です。
私もぜひ行ってみたいと思っています。

Adios_nukes1_2


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    ADIOS NUKES! ぼくらの原始力展
~原始の力に想いを馳せた59名の絵本作家たち~
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 会期:2011年9月19日(月祝)~10月2日(日)
     月~土曜 11:30~21:00/日曜 17:00まで/9/26休業
 会場:space&cafe ポレポレ坐
     164-0003 中野区東中野4-4-1 ポレポレ坐ビル1F
     JR総武線 東中野駅西口,地下鉄大江戸線 東中野駅A1 歩1分
 制作:ぼくらの原始力委員会

 ※売上は運営費を引いた全額をエネルギー問題で動く全国の団体か
  震災支援など,その時点で最も有効と思えるところに寄付されるそうです。

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2011.08.10

ロールピアノ

娘が小淵沢に行く前に、『ロールピアノ』を買ってもらった。
じーじがなかなか娘のピアノを聴けないので
ばーばが手っ取り早く、持ち運べるからって選んだ。

さすがに、うちで眠っている旦那の一人暮らし時代の電子ピアノを
小淵沢の家にずーっと置いておく訳にもいかないし。

昔の紙鍵盤に電気が通ってるってところ?

キーボードの方が鍵盤が動くから弾きやすい。
ロールピアノは上手く鍵盤を押さえないと音が出ない~。

小淵沢で新しい曲の譜読みくらいできるかも・・・って思っていたけど
買った意味あるのか?くらい触らなかった娘。
普段の練習から解き放たれ、見向きもしなかった(涙)

旦那の実家にはピアノあるし、これからどこへ持っていくんだい?

ロールピアノお蔵入り決定~!

ばーばよ、無駄に散財させてごめんよ~ぉ。

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2011.02.02

親子で遊ぶスケッチブック 

昨夏、『ぷぅ・あ・ぷぅ』のロゴをデザインしてくださった
のぐちようこさんのお誘いで、スケッチブックのモニターをしました。

どこのお店でも見かける、あのオレンジと緑のスケッチブックです。

でも、体験したのは『図案スケッチブック One Day』といって、
画用紙に彼女のデザインで窓やお皿などが描かれていたりします。
それをヒントにして、自由な発想で「あったらいいな、こんな一日」をコンセプトに
朝起きてお出かけをして、楽しい一日を振り返りながら眠りにつくまで
一日の流れが一冊になっているものです。

絵の具や色鉛筆はもちろん、私たち母娘は折り紙を使って
『でこぼこお子様ランチ』を作ったり、
チョキチョキ切って、ペタペタ貼って、時間を忘れて楽しみました。

塗り絵じゃないし、ヒントに描かれたものをどう生かすかも
使う人次第っていうところが面白いと思います。

娘もヒントに意図したものでない使い方をして
担当の方に「子どもって面白いねー」って驚かれていました。

WEBでの販売が開始されました。
娘のレタスやトマト、エビフライ、ポテトが貼り付いた作品と
牧場で馬や真っ黒ヒツジが描かれている作品が
嬉しいことに写真で掲載されていましたー。

娘に「あ、この真っ黒ヒツジ私のだ!」と言われるまで
私は全然気づきませんでしたが・・・(苦笑)

小さいサイズもあるので、遠出をする際の電車や飛行機の中に
持ち込むのもいいな~と思います。


◎図案スケッチブック One Day
 http://store.shopping.yahoo.co.jp/artandpaperm/oneday.html

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2010.08.02

絵本 《モーツァルトはおことわり》

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       マイケル・モーパーゴ=作 マイケル・フォアマン=絵
       さくまゆみこ=訳 岩崎書店

       7月30日に出たばかりの新刊絵本。

       新米新聞記者が,世界的に有名なヴァイオリニストに
       インタビューするよう命じられます。
       ただし,「モーツァルト」のことだけは
       決して質問してはならないというのですが
       緊張のあまり,つい口にしてしまいます。

       ナチス時代,強制収容所にオーケストラがあったこと
       生きるために演奏した団員たち。

       音楽とともに辛い記憶が呼び覚まされることのないように
       楽器も何もかも封印してしまった演奏家。

       秘密は悲しい記憶へとつながっていました。 ―


8月になると,戦争について語られることも多いけど
うちの娘にとってみたら,すご~く遠い過去に感じるようになっている気がする。

私の父母世代は,戦中・戦後すぐの生まれだったりするし
祖父母が戦争を経験していることもあり,
「おばあちゃんは戦争で青春時代におしゃれもできなかったのよ」
「お砂糖も貴重で,こんなに美味しいお菓子食べられなかったわ」
と,小さい頃から話を聞く機会もあって,戦争が近い過去だったように思えていた。

折りしも,『岩波少年文庫創刊60周年』に合わせて
『ぐりとぐら』の中川李枝子さんが新聞で語っていた言葉。

「戦争の悲惨さ,平和の大切さは教科書よりも少年文庫で理解した」

私もこうやって,娘に「平和」を伝えていきたい。


◎ 岩波少年文庫創刊60周年 『宮崎駿が選んだ50冊の直筆推薦文展』

   会期:2010年8月4日~8月8日 西武池袋本店

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2010.06.16

「布のえほんと遊びの広場」 絵本の樹美術館

小淵沢に行くと必ずといっていいほど立ち寄る「絵本の樹美術館」。
ここでは,絵本の参加型シリーズが毎年開かれていました。
「おだんごパン」「あかずきんちゃん」「さるかに合戦」「ももたろう」・・・
コスチュームから背景,小道具にいたるまで布で作られていて
本当に手触りも心も温かくなり,娘と毎年楽しみにしていました。

展示の作者:野口光世さんは,障害をもつ子どもたちに
布のえほんとおもちゃを届ける活動「ぐるーぷもこもこ」を30年も続けてきました。
その30年のあゆみを知る展示でした。

私の母にとっては友人で,布のおもちゃやお人形の先生でもあるので
我が家には母の手で縫われた野口さんの作品が数多くあります。

私は「すごいな~,すごいな~」と楽しんでいるのに対し
母は,「これね,娘ちゃんがオバケこわい~って言うから
そんなにこわいオバケはポケットにしまっちゃえーってね。
野口さんの愛情が作品に詰まっているのよね」って
しみじみと話し,手にとって懐かしんでおりました。

なんか,自分の作品ではないけれど,愛おしそうに手に取る母の姿を見て
急にウルウルしてしまいました。

ちくちく,ひとつひとつ丁寧に縫われた作品は
アイデアいっぱいで,温かみがあって,大事にしたいなーって思えます。

残念なことに,絵本の樹美術館の展示は今年で終了するそうです。
最後は「さるかに合戦」(2010年6月26日~11月23日)です。

このとき,2階の展示は<渡辺有一絵本原画展>で
第15回日本絵本賞受賞作『すやすやタヌキがねていたら』の全点展示でした。
娘にとっては,『ねこのはなびや』の作者・・・の印象が強いようで。

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2010.06.01

酒井駒子絵本原画展 えほんミュージアム清里

GWに小淵沢へ行く目的のひとつに
『酒井駒子絵本原画展』がありました。

2009年に講談社出版文化賞絵本賞,第1回絵本屋さん大賞を受賞した
『くまとやまねこ』という絵本の原画が見られるとあって,絶対に行かねばーと。

ぶらりと立ち寄った本屋で,ふとこの絵本を手に取って中を見ると
やまねこがヴァイオリンを弾いていました。
音楽関係の絵本は,自分自身のコレクションとして収集しているので,迷わず購入。
その喪失と再生の世界観に,吸い込まれるようで心が落ち着きました。

あの独特なタッチ。
ボール紙に描いた際のかすれ具合。
そして原画のもつ温かみと,そして寂しさと。

娘も,知っている作家さんだったので興味深く見ていました。
普段から絵を描くのが大好きな娘にとって
とても刺激があったに違いありません。

一緒に行った夫も絶賛!
『ゆきがやんだら』の原画を見て,その場で絵本を購入しました。

私の母も『金曜日の砂糖ちゃん』を購入。

静かに心が澄んでいくような,そんなひとときでした。


◎えほんミュージアム清里 http://www.ehonmuseum-kiyosato.co.jp/

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2009.10.30

こまったさんとゾロリが好き

小学生になって、娘は絵本から徐々に児童書に移行しつつある。

夜、寝る前に私が読んで聞かせている本も文字だけの本。
私も「絵のない絵本」をよく読んでもらったなー。

私が読んでいたのは、青い鳥文庫や岩波の児童書だったけど
娘は「こまったさん」シリーズ(寺村輝夫著)や
「かいけつゾロリ」シリーズ(原ゆたか著)にはまっている。
これらは、私が子どもの時にはなかったシリーズだけど
私たちが読んでいた「ズッコケ」シリーズに近いものが・・・。

私が子どもの頃読んでいた絵本・児童書は母のお陰でほぼ残っていて
絵本だけでなく、最近は「長靴下のピッピ」やらが引っ張り出されている。
大好きだったリンドグレーンの児童書。
「やかまし村」シリーズ等、また娘を通して
大好きだった本に再会できること
新たな本に出会えることに喜びを感じている。

絵本や児童書は我が家にとって財産。
旦那の蔵書も含めると、家庭内図書室欲しい・・・。

娘には、「この絵本はあなたのものだけど
ママのコレクションでもあるんだからねー」と
私のものであることもアピールしている(笑)

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2009.07.26

「アリとキリギリス」-絵本の樹美術館

          イソップのおはなし ~アリとキリギリス~
  おはなしの世界へようこそ! -みんなで楽しむ参加型プログラム-

  案/制作:野口光世(布絵本・布おもちゃ作家・ぐるーぷもこもこ顧問)

会期:2009年6月27日(土)~11月23日(月) 火・水・木曜日休館/8月無休
会場:絵本の樹美術館(山梨県北杜市大泉町/小海線「甲斐大泉」駅徒歩7分)
     http://www.cam.hi-ho.ne.jp/g-mama/

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5月の連休に行った「おだんごぱん」に引き続き
今度は「アリとキリギリス」に行って来ました。

緑のドット柄のケープを羽織って、ばーばはキリギリス。
娘は最初ありんこになっておりました。
キリギリスと言えば・・・楽器。
ありました!ヴァイオリンとギターが!
写真にはちょこっとしか写っていませんが、娘がもっているのがヴァイオリン。

これ、すごーく欲しかった・・・。

働き者のありさんの家には、おいしそうなケーキがたくさん!
もちろん、すべて布で作られています。
ティーセットの手作りキットが美術館で販売されておりました。

あかちゃんも大人も、おはなしの登場人物になって楽しめます。
私たちの後から来た若いご夫婦も
作品ひとつひとつに歓声をあげておりました。

娘はまたもや話の内容をほとんど無視して、おままごとに熱中。
私もほんの少しお付き合いしたのち、クラシック音楽にもお詳しい館長さんと
楽しくお話しさせてもらって過ごしました。

2階では、降矢ななさんの絵本原画展が開かれていて
「ともだちや」のシリーズの絵や、イソップのおはなしの絵が見られました。
絵本に印刷されるとわからなくなってしまう質感など
原画を見ると圧倒されます。

図書室には、小淵沢在住の杉山亮さんの「おはなし迷路」があって
毎回わざと迷路で間違った方向に進んでみては楽しんでいます。
うちにも「あかずきんちゃん」があります。

ここにくると、本当に時間がたつのを忘れてしまいまーす。

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2009.05.12

「ジャズ絵本」 in ミューザ川崎

             MUZA ランチタイムコンサート
   コドモもオトナもめちゃ×2楽しい シアターライブ 「ジャズ絵本」

 日時:2009年5月12日(火) 12:10~12:50
 会場:ミューザ川崎(JR川崎駅徒歩3分)
 料金:¥500
 出演:佐山雅弘(ピアノ)・能祖将夫(朗読)

昨年夏、行きたかったのに行けなかった《月猫えほん音楽会》(青山円形劇場)の
出演者によるジャズ+絵本のコンサートが、
なんとランチタイムにワンコイン¥500という料金!
娘の帰宅時間に間に合うよう、強行スケジュールで行って来ました。

090512muzakawasaki

お恥ずかしながら、ミューザ川崎のシンフォニーホールは初めて。
都内の主要ホールに行くのと同じか、もしくは近いくらいでビックリ!!
丸く書かれる以前の四角い形の音譜が、タイルで外壁に施されたホール。

 ①絵本「くもの日記ちょう」 長新太 作・絵
 ②アドリブ三題噺
 ③絵本「月夜の晩に」 能祖将夫・作/古屋あきさ・絵
 ④絵本「月のふね」 能祖将夫・作/YUJI・絵

一番最初の「くもの日記ちょう」は、本当は夜の部のプログラムでしたが
なんとなんと、変更されて演奏されましたー。
長さん好きなのでラッキー!
スクリーンに映し出された絵、朗読と演奏で、なんともナンセンスな雰囲気にニヤリ。

その後、山村暮鳥の「雲」という詩を朗読した後、ピアノ即興演奏。
もうひとつ、中原中也の「春宵感懐」という詩では、
朗読と即興演奏を織り交ぜて・・・と手法を変えておりました。

アドリブ三題噺では、客席から寄せられた「還暦」「愛」「三日月」の3つの言葉から
能祖さんがその場でお話を作り、それに合わせて佐山さんが即興でピアノを。
タイトル《三日月》で、相撲取りになりたくて太るために
「ちゃんこ鍋」をちゃんこちゃんこ言っていたら・・・「ちゃんちゃんこ」ってことで還暦。
なーんて、お客様を笑わせながら、ピアノもユーモラスな雰囲気で。
お話も即興、演奏も即興。
能祖さんのぶっ飛ぶ話に、佐山さんがウッと詰まったり笑ったり・・・。

あっという間の40分。お昼休みにちょこっと会社を抜けて聴きに来られた
サラリーマンの方のために、さささっとアンコールまでやってくださり。
束の間だけど、心地よい時間を過ごせましたー。

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